ごんべえ村の民泊として利用していた畑暦の建物は築150年の元々馬屋だった建物です。私の高祖父(ひいひい爺ちゃん)が明治初期に建てた建物です。その後、年月の長さが物語るように紆余曲折を経て、私が小さい頃は父が阿蘇の赤牛を飼っていたので、牛小屋でした。今写真で見えている2階部分は、秋になると干草をいっぱい積んで冬の牛の餌の備蓄スペースとして使っていました。子供の頃は日本版ハイジのように干草でベットを作って妹と遊んでいました。そんな思い出の場所を遺したくて茅葺き屋根の葺き替えを決断しました。